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NASA長官、今後は火星探査の比重を減らし、外惑星の探査を増やす
【Technobahn 2008/3/17 12:48】NASAのグリフィン長官は10日、米テキサス州で開催された「第39回月及び惑星科学会議(39th Lunar and Planetary Science Conference)」でスピーチを行い、今後、NASAは集中していた火星探査の比重を減らして太陽系の外惑星(小惑星帯より外の木星以降の惑星)探査の比重を増やす方針を明らかにした。

 NASAではこの新方針に沿って2009〜2012年の年間予算で火星探査関連予算は従来配分の年6億2000万ドル(約620億円)から3億4300万ドル(約342億円)に半減させる方針だ。

 会議の席上でグリフィン長官は「惑星探査の予算配分を修正する時がきた」とした上でこれまでの火星偏重だった惑星探査計画を改めて、今後は木星以降の外惑星の探査を増やすとの方針を明言した。

 NASAのこの方針変更、従来技術では外惑星まで探査機を到達させるには日数がかかり過ぎるため、短期間に科学的成果を達成することは困難という技術的制約が、近年になってから導入された大型ロケット技術や惑星探査用宇宙船用の新方式のエンジン技術(イオンロケットエンジン)などによって比較的短期間に外惑星まで宇宙船を到達させることが可能となったこと。また、有人月探査計画実施のために科学探査計画に対する予算配分を削減する必要が生じたことが、今回の新方針につながったものと見られている。

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