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NASA、水星で光るクレーターを発見
【Technobahn 2008/3/12 15:46】NASAは7日、フライバイの途中で水星に最接近した水星観測衛星「メッセンジャー(Messanger)」が撮影した水星の映像の中から光るナゾのクレーターを見つけたことを発表した。

 画像解析を担当している米コロラド州サウスウエスト研究所(Southwest Research Institute)のクラーク・チャップマン(Clark Chapman)研究員は「こうしたクレーターの光輪(Halo)を非常に珍しい、これまでの水星の観測映像でこういった映像をみたことはなかった、まったくナゾだ」と述べた上でこのクレーターの特異性を強調した。

 その上でこのナゾのクレーターの形成要因として、この光るクレーターが見つかった水星のカロリス盆地(Caloris Basin)の地下の構造は複数の違った地層によって形成されており、地下の異なる色の地層が隕石の衝突などで露出したという説と、クレーターの衝突によって生じた熱によって岩石が溶けてガラス状の物質を形成したという説の2つの仮説を提示している。

 このナゾ画像の撮影に成功した水星観測衛星「メッセンジャー」は現在、水星から遠ざかる軌道上に入っており、次に水星に最接近するのは2008年10月になる予定だ。

 研究グループではそれまでに、今回の最接近の過程で撮影した画像の解析を進めることで更に驚くべき画像がみつかるかもしれないと述べている。

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