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山道はなぜ蛇行しているのか? 英研究者が数理モデルで理論解明
【Technobahn 2008/2/24 14:44】A地点とB地点を結ぶ最短コースは常に直線となるはずなのに、どうして山道の場合は蛇行を繰り返しているのか?これまで当然のように思えたこの問題に英米の研究者が数理モデルを使って解明を行い、その成果を学術専門誌「Journal of Theoretical Biology」に発表した。

 この独創的な研究を行ったのは米ワシントン大学のマルコス・ルロベラ(Marcos Llobera)博士と英サザンプトン大学のティム・スラッキン(Tim Sluckin)博士の2名の研究者となる。

 2名の研究者はまず、傾斜面の2箇所を道で結び、その間を進む場合にもっともエネルギー量が少なくて済む場合の道筋を求めるための数理モデルを作成するところから出発。

 その結果、傾斜面のA地点からB地点を直線距離で進んだ場合に必要エネルギー量は、蛇行して進んだ場合の必要エネルギー量よりも多いため、傾斜面に道を作る場合いは蛇行する道を作った方が、効率的だということを数学的に証明することに成功した。

 この上で2名の研究者は今回の結論は多くの人にとっては当たり前のことのように思えるかもしれないが、人間の思考回路においては今回、行った坂道移動の数学モデルを無意識の内に解釈して、その坂道をもっとも少ないエネルギー量に上ることができる蛇行道を作っていると説明している。

 画像は蛇行を繰り返す富士山スカイラインの地図(画像提供:Google)

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